低炭素型コンクリートへの取り組み
三和建業は、リサイクル材料を積極的に活用した製造フローを社内標準化。徹底して地球環境に配慮した取り組みを行っています。
エコセメント受け入れ・標準化
平成21年7月に東京都下(23区外)の家庭から出る焼却灰を100%再利用した「エコセメント」(たまエコ)の受け入れ並びに標準化をし、土木工事を中心とした現場に納入をしております。
高炉スラグ微粉末・フライアッシュ標準化
平成22年11月には新日本製鐵(株)(現・日本製鉄(株))君津製鉄所から排出される高炉スラグ微粉末と、電源開発(株)磯子火力発電所から排出されるフライアッシュの受け入れを開始し、両方を共に混合した配合を組み標準化に成功いたしました。
クリーンクリート標準化
平成25年6月には平成23年秋より(株)大林組技術研究所より依頼を受け「クリーンクリート」を標準化に成功させました。(株)大林組の技術力で二酸化炭素(CO2)の排出量、マイナス80%達成をいたしました。
スラッジケーキ再利用
平成28年6月より当社で排出されるスラッジケーキを再利用するために、自社で再生砕石(RC-40)、再生砂、再生粗骨材1505、スラッジパウダーを製造し、スラッジケーキでの完全再利用を目指しております。
瓦保水性コンクリート製造
令和元年6月、一般社団法人 日本ヒートアイランド対策協議会の意向を受けて、瓦保水性コンクリートを製造出荷し、新国立競技場に九州北部地震で被災した熊本城の瓦を活用し、旧聖火台を設置するためのコンクリートを供給いたしました。
メビウスループマーク表示
平成24年7月より納入書に環境ラベル「メビウスループマーク」を表示しています。地球環境を考慮した製品も安心して使用できることを周知し、低炭素型コンクリートのさらなる普及を目指します。